DBO方式とは?
でぃーびーおーほうしき
DBO方式とは、民間事業者が公共施設の設計・建設・維持管理・運営を一括して担う公共事業の発注形式です。
DBO方式(Design-Build-Operate)とは、公共施設の整備において、設計(Design)・建設(Build)・運営(Operate)の3つの業務を一体として民間事業者に発注する方式です。従来型の公共工事では設計・建設・運営をそれぞれ別々の事業者が担当していましたが、DBO方式ではこれらを一括で委託することで効率化を図ります。
この方式の最大の特徴は、資金調達は公共側が行う点にあります。似た仕組みのPFI(Private Finance Initiative)では民間が資金調達も担いますが、DBO方式では公共側が資金を用意し、民間のノウハウと経営効率だけを活用します。そのため、民間の資金調達コストが生じず、公共にとってコスト面で有利になる場合があります。
DBO方式が活用される代表的な分野としては、以下のものがあります。
- 上下水道・浄水場・汚水処理施設
- 廃棄物処理施設(ごみ処理場)
- 学校・病院などの公共施設
- 道路や橋梁などのインフラ設備
設計段階から運営者が関わることで、維持管理しやすい設計が採用され、長期的なコスト削減が期待できます。日本では地方自治体の施設整備において広がりを見せており、民間活力の導入と財政負担軽減を両立する手法として注目されています。
使い方・例文
例えば、市が新たな浄水場を整備する際、DBO方式で民間企業に設計・建設・20年間の運営を一括発注することで、コスト削減と安定した水道サービスの両立を図る場面で登場します。
この用語をシェア
最終更新: