ARTCCエアルートトラフィックコントロールセンターとは?
えーあーるてぃーしーしー
アメリカの高高度巡航空域を担当し、航空機の安全な分離と誘導を行う航空路管制センターです。
ARTCC(Air Route Traffic Control Center、エアルートトラフィックコントロールセンター)とは、主にアメリカ合衆国において、飛行中の航空機が巡航高度を飛行する航空路空域を管轄する航空交通管制機関のことです。日本の航空路管制部に相当します。
アメリカ国内には複数のARTCCが設置されており、それぞれが広大な管制空域を分担しています。管制官はレーダー画面を通じて担当空域内の全航空機を把握し、高度・速度・針路の指示を行って機体間の安全な間隔(分離)を維持します。
ARTCCの役割は、空港周辺の低高度を担当するアプローチ管制やタワー管制とは異なり、出発空港から目的地空港に向かう長距離巡航フェーズ全体を監視する点にあります。航空機は管制空域の境界ごとに次の担当機関へ引き継がれます。
アメリカ連邦航空局(FAA)が運営しており、国内を飛ぶすべての計器飛行方式(IFR)フライトに欠かせない存在です。複数国にまたがるフライトでは、各国の相当機関と連携して安全を確保します。
使い方・例文
ニューヨーク発ロサンゼルス行きの旅客機が巡航中に高度変更を要求する際、担当ARTCCの管制官が指示を出す場面で登場します。
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