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風解とは?

ふうかい

風解とは、水和物の結晶に含まれる水分が空気中へ自然に失われ、表面が粉状に崩れていく化学現象のことです。

風解とは、水分子結晶構造の中に含む「水和物」と呼ばれる物質が、空気中に置かれることで結晶水を徐々に失い、表面から粉状・不透明な状態に変化していく現象を指します。化学の分野で使われる用語です。

結晶水を持つ物質は、その結晶水が示す蒸気圧が周囲の空気中の水蒸気圧よりも高い場合、結晶水が空気中へと蒸発していきます。これにより結晶の内部構造が崩れ、透明だった結晶の表面が白く粉をふいたような状態になります。これが風解と呼ばれる現象です。逆に、周囲の湿度が結晶水の蒸気圧より高い環境では、物質が空気中の水分を吸収してしまう「潮解」という反対の現象が起こります。

風解を起こす代表的な物質として、炭酸ナトリウム十水和物や硫酸ナトリウム十水和物などが知られています。これらの物質は実験や工業的な利用の際、保管環境の湿度管理によって風解を防ぐ必要があります。化学の授業で結晶の性質を学ぶ際に取り上げられることが多いテーマの一つです。

使い方・例文

炭酸ナトリウム十水和物の結晶を乾燥した場所に放置すると、風解によって表面が白く粉状に変化します。

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