風花とは?
かざはな
風花とは、晴れた日に風に舞って飛んでくる雪のことで、遠くの山で降った雪が風に運ばれてちらちらと舞い落ちてくる現象を表す日本語の気象用語です。
風花(かざはな)は、空が晴れているにもかかわらず、風に乗って雪がちらちらと舞い散る現象、またはその雪のことを指す言葉です。雪雲が真上にあるわけではなく、遠方(主に周囲の山や高地)で降った雪が風で運ばれてくるため、青空のもとでひらひらと雪が舞うという不思議な情景をつくり出します。
気象学的には、上空の寒気が流れ込み、山岳部などで雪が降ったとき、その雪片が上昇気流や風に乗って遠くまで運搬され、平地の晴天域にまで届く現象として説明されます。日本では冬から初春にかけて、内陸部や日本海側に近い地域で見られることが多いです。
風花は日本語の繊細な自然観察から生まれた言葉で、和歌・俳句・文学でも古くから用いられてきました。「花」という字が使われているように、雪が花びらのように舞う様子に美的なイメージが重ねられており、冬の風情を表す美しい言葉として親しまれています。
似た現象との違いをまとめると次のとおりです。
- 吹雪(ふぶき)…強風と降雪が伴う激しい現象
- 地吹雪(じふぶき)…積もった雪が地上付近で巻き上げられる現象
- 風花(かざはな)…晴天時に遠くから飛来する軽い雪
使い方・例文
「冬晴れの青空から、風花がちらほらと舞い降りてきた」のように、晴れているのに雪が舞う情景を描くときに使われます。
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