顔を立てるとは?
かおをたてる
「顔を立てる」とは、相手の面目・プライドや立場を傷つけないよう、その人を尊重した行動をとることを表す慣用句です。
「顔を立てる」は、相手の「顔(面目・プライド・立場)」を守り、その人の尊厳や社会的地位が傷つかないように配慮した言動をとることを指す慣用句です。「顔」は人の名誉や体裁を象徴する言葉で、「立てる」は守り・保つという意味を持ちます。
日本の社会では、集団のなかで他者の立場や面子を大切にする文化が根付いており、「顔を立てる」行為は円滑な人間関係を維持するうえで重要とされてきました。特に目上の人・取引先・先輩などへの対応でこの意識が働きやすいです。
「顔を立てる」具体的な場面には以下のようなものがあります。
- 上司の提案に反対意見があっても、その場では表立って否定せず別の機会に伝える
- 交渉相手が譲歩しやすいよう、相手の主張の良い点を認めながら折衷案を提示する
- パーティーで特定の人を代表者として紹介することで、その人の立場を高める
ビジネスや外交の場では「メンツ(面子)を保つ」という表現とほぼ同義で使われることもあります。類義語に「面目を保つ」「メンツを立てる」があり、反対語は「顔をつぶす(恥をかかせる)」です。
使い方・例文
「先輩の顔を立てるために、公の場では先輩の意見を尊重し、意見の相違は後でこっそり伝えた」のように、相手への配慮を示す場面で使われます。
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