韓国統監府とは?
かんこくとうかんふ
韓国統監府とは、1905年の第2次日韓協約(乙巳条約)締結後に日本が設置した朝鮮半島を実質支配するための行政機関です。
韓国統監府(かんこくとうかんふ)とは、1905年(明治38年)に締結された第2次日韓協約(乙巳条約)に基づき、翌1906年に漢城(現在のソウル)に設置された日本の植民地行政機関です。「統監府」という名称の通り、初代統監には伊藤博文が就任しました。
第2次日韓協約によって大韓帝国の外交権は日本に移管され、韓国統監府はその外交権の行使と内政への深い関与を通じて、事実上朝鮮半島を保護国として支配する機能を果たしました。統監は内政にも大きな影響力を持ち、韓国政府の各省に日本人顧問を置くなどして内政干渉を進めました。
統監府の主な役割は以下の通りです。
- 大韓帝国の外交業務を代行・管理する
- 韓国内政に対して指導・監督を行う
- 日本人の朝鮮半島への移住・経済進出を支援する
- 朝鮮半島の統治体制を整備する
1910年(明治43年)の韓国併合により大韓帝国が消滅すると、韓国統監府は廃止され、代わりに朝鮮総督府が設置されて直接統治に移行しました。韓国統監府の存在は日韓近代史において重要な転換点であり、植民地支配の開始を象徴する機関として歴史的に重く評価されています。
使い方・例文
韓国統監府は、日本の朝鮮半島支配の歴史を学ぶ際に必ず登場する機関で、日韓関係史や近代アジア史の授業・書籍で頻繁に取り上げられます。
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