露とは?
つゆ
露(つゆ)とは、空気中の水蒸気が冷えた物体の表面で冷やされて液体の水滴となって付着する現象、またその水滴のことです。
露(つゆ・しも・ろ)とは、夜間などに気温が下がったとき、草木や地面・金属などの表面が冷却され、その表面に接した空気中の水蒸気が液体の水滴となって付着する現象です。気象学では「結露」の一形態であり、表面の温度が空気の「露点温度(露点)」を下回ることで発生します。
露が生じる仕組みを詳しく見ると、空気には温度に応じた一定量の水蒸気しか含めないという性質があります。晴れた夜間は地面や植物が放射冷却によって急速に熱を失い、表面温度が低下します。この温度が露点温度を下回ると、空気中の水蒸気が飽和し、余分な水分が液体として表面に凝結します。これが露の正体です。
露が発生しやすい条件は次の通りです。
- 晴れた夜間(雲がないと放射冷却が進みやすい)
- 湿度が高い
- 風が弱い
- 植物の葉や金属など熱伝導率の異なる面
露は農業においても重要で、乾燥地帯では植物が露から水分を吸収することがあります。一方、建物の窓ガラスや結露した鉄部の錆びの原因にもなるため、建築や工業では結露対策が欠かせません。「秋の七草」に詠まれるなど、日本の詩歌・文化においても「はかなさ」の象徴として親しまれてきました。
使い方・例文
「朝の散歩で草原を歩くと、草の葉に丸い露がたくさん光っているのを見ることができます。」この水滴は夜間の放射冷却によって草の表面温度が露点を下回ったために生じたものです。
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