阿蘇カルデラとは?
あそかるでら
阿蘇カルデラとは、熊本県に位置する世界最大級の火山カルデラで、その広大な盆地に人々が暮らしていることで知られます。
阿蘇カルデラは、熊本県中部に位置する巨大な火山性の凹地(カルデラ)です。東西約18km、南北約25km、周囲約128kmに及ぶその規模は、世界最大級のカルデラのひとつに数えられます。
カルデラとは、火山の大規模な噴火によってマグマが地表に噴出し、地下に空洞が生じた後に地盤が陥没してできた地形です。阿蘇カルデラは約9万年前から約3万年前にかけて起きた複数回の巨大噴火によって形成されたと考えられており、その噴出物は九州全土だけでなく遠く東北地方にまで及んだとされます。
カルデラ内部には現在も活発な火山活動を続ける阿蘇山(中岳など5つの峰からなる中央火口丘群)がそびえ、周囲には肥沃な草原や水田が広がっています。5万人近くの人々がカルデラ底に暮らしており、「人が住むカルデラ」として世界的にも珍しい地域です。
阿蘇カルデラ一帯は阿蘇くじゅう国立公園に含まれ、雄大な景観と独特の生態系を持つ観光地としても知られています。また、周辺の温泉・草千里ヶ浜・牧草地などが訪問者を集め、ジオパーク(大地の公園)としても認定されています。
使い方・例文
「阿蘇カルデラの内側には市街地や田畑が広がっており、カルデラ外輪山から見下ろすとその広さに圧倒される。」
この用語をシェア
最終更新: