閉架書庫とは?
へいかしょこ
閉架書庫とは、利用者が直接立ち入れず、職員を通じて資料を取り寄せる図書館の収蔵エリアです。
閉架書庫(へいかしょこ)とは、図書館において利用者が直接入ることができない収蔵スペースのことで、資料を利用する際は所定の申請書や端末で請求し、職員が取り出して提供する仕組みになっています。「閉架式」とも言い、利用者が自由に棚を見て回れる「開架式」と対比されます。
- 資料の保存・保護:貴重書・古文書・劣化しやすい資料を適切な温湿度環境で管理する
- スペースの効率化:密集書架(コンパクトシェルビング)を採用し、少ない床面積に大量の資料を収容する
- 紛失・損傷の防止:頻度の低い資料を管理下に置き、破損・盗難を防ぐ
- 開架スペースの確保:利用頻度の高い新しい資料を開架に集め、古い資料は閉架に移す
国立国会図書館や大学附属図書館、都道府県立図書館などの大規模館では、地下や別棟に大規模な閉架書庫を設けているケースが多く見られます。資料の請求から受け取りまでに数十分〜翌日以降かかることもあり、事前の予約・取り寄せ申込が推奨されます。デジタルアーカイブ化によって閉架資料をオンラインで閲覧できる機会も増えています。
使い方・例文
江戸時代の古地図を閲覧したい場合、図書館のカウンターで請求票を提出すると、職員が閉架書庫から取り出して専用閲覧室で見せてもらえます。
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