金田伊功とは?
かなだよしのり
金田伊功は日本のアニメーション界に革命をもたらしたアニメーターで、独創的な動きの表現は「金田パース」として今も語り継がれます。
金田伊功(かなだ よしのり、1952〜2009年)は日本のアニメーター・演出家で、アニメーションの動きと作画に独自の美学をもたらした人物です。1970年代から80年代にかけて第一線で活躍し、後のアニメ作家たちに多大な影響を与えました。
金田が生み出した作画スタイルは「金田パース」「金田エフェクト」などの通称で呼ばれます。その特徴は以下の通りです。
- 遠近法を誇張した大胆なパースペクティブの取り入れ方
- 炎・爆発・光といったエフェクト描写の独特のデザイン
- ポーズを強調した一枚絵的な止め絵と、そこから動く独特のタイミング感
- 力強さと装飾性を兼ね備えたロボットや人物の動き
代表的な参加作品には「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ、「伝説巨神イデオン」、「幻魔大戦」などがあり、宮崎駿・大友克洋といった巨匠たちとも同時代に活躍しました。金田のスタイルはリアルな動きの模倣よりも、キャラクターのエネルギーや感情を視覚的に爆発させることを優先しており、これはアニメならではの表現として高く評価されています。
金田伊功の作画技法は現代のアニメーターにも受け継がれ、その影響はゲームやデジタル表現にも及んでいます。2009年に逝去しましたが、今日でも「レジェンドアニメーター」として語り継がれる存在です。
使い方・例文
アニメーションの作画論や業界史を語る際に、「金田パース」という言葉とともに金田伊功の名前が引用されることが多いです。
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