野中広務とは?
のなかひろむ
野中広務とは、京都府政・国政で活躍した自由民主党の重鎮政治家で、幹事長・官房長官などを歴任し「政界の寝業師」と称された人物です。
野中広務(1925〜2018年)は、京都府出身の政治家です。園部町長、京都府議会議員を経て、1983年に衆議院議員に初当選しました。自由民主党に所属し、長きにわたって国政の中枢で活躍しました。
国会議員としては、自治大臣・国家公安委員長、内閣官房長官(橋本内閣)、自民党幹事長など要職を歴任しました。特に1990年代後半の政界再編期において、複雑な政局を巧みに泳ぎ渡る手腕から「政界の寝業師」「剛腕政治家」と呼ばれました。
政治的な立場としては、党内では経世会(旧田中派・竹下派)の流れに属し、保守本流として安全保障・社会政策の両面でバランス重視の姿勢をとりました。また被差別部落出身であることを公言し、差別や人権問題に関して積極的に発言し続けたことでも知られます。
2003年に政界を引退した後も、日朝関係や憲法問題などについて幅広く発言を続けました。2018年に92歳で逝去するまで、政治評論家・識者として存在感を示し続けた昭和・平成の大物政治家のひとりです。
使い方・例文
日本の自民党政治史や1990年代の政界再編を語る際に「野中広務」の名前はしばしば登場し、その交渉力を示す逸話が多数語り継がれています。
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