進入管制とは?
しんにゅうかんせい
進入管制とは、空港に着陸しようとする航空機や離陸後の航空機を対象に、安全かつ秩序ある飛行を誘導する航空交通管制の業務のことです。
進入管制(しんにゅうかんせい、Approach Control)は、航空交通管制の中でも空港周辺の一定空域(ターミナルコントロールエリア)を飛行する航空機を担当する管制業務です。離陸した直後の上昇中の航空機と、着陸のために降下・進入中の航空機の両方を管制します。
航空交通管制は担当空域によって大きく3つに分かれています。
- 飛行場管制:滑走路・誘導路など空港地上面と直近の上空を担当
- 進入管制:空港周辺の比較的低高度の空域(概ね半径50〜100km、高度1万フィート以下)を担当
- 航空路管制(ACC):広域の高高度巡航空域を担当
進入管制の主な業務内容は、複数の航空機が安全な間隔を保ちながら効率よく着陸・離陸できるよう、飛行順序・経路・高度・速度を指示することです。悪天候や視界不良時にはILS(計器着陸装置)を使った精密進入を誘導します。
日本では国土交通省航空局の管轄で、主要空港にはターミナルレーダー管制所(TRACON)が設置されています。羽田・成田・関西・中部などの大規模空港では交通量が非常に多く、進入管制官は高い専門性と集中力を要します。
使い方・例文
羽田空港に着陸しようとするすべての飛行機は、空港から半径数十kmの空域に入った時点で進入管制の指示を受け、安全な間隔を保ちながら着陸順に並べられます。
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