送信機出力とは?
そうしんきしゅつりょく
送信機出力とは、ラジオやテレビの送信機が実際に電波として空中に放射する電力の大きさを示す値で、単位はワット(W)で表されます。
送信機出力とは、放送局や無線通信設備において、送信機が出力する電波の電力量のことを指します。単位はワット(W)またはキロワット(kW)が用いられます。送信機出力が大きいほど電波が遠くまで届き、より広いエリアをカバーすることができます。
- 空中線電力(送信電力):送信機からアンテナに供給される電力
- 実効輻射電力(ERP / EIRP):アンテナの指向性を考慮した実際の放射電力
日本の放送局では、電波法に基づき総務省が送信機出力を認可しており、認可を受けた出力を超えて電波を発射することは禁止されています。地上デジタル放送の親局は数kWから最大数十kWの出力を持ち、中継局は数Wから数百W程度と多岐にわたります。
送信機出力はカバーエリアの設計に直結するため、山間地や離島など地形的に不利な地域では出力を高くしたり、複数の中継局を設けたりする手法が取られます。また、出力が大きいほど電力消費や設備コストも増大するため、必要なエリアカバーと経済性のバランスが重要です。
使い方・例文
地方の民放テレビ局の親局が送信機出力3kWで運用している場合、その出力値は免許状に記載され、定期的な技術基準適合検査の対象となります。
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