転倒リスクアセスメントとは?
てんとうりすくあせすめんと
入院・入所時などに患者の転倒しやすさを点数化・評価し、予防策を立てるための組織的なスクリーニングです。
転倒リスクアセスメントとは、患者・利用者の身体的・認知的・環境的要因を評価し、転倒が起きる危険性の高さを判定して適切な予防介入につなげる系統的なプロセスです。医療機関や介護施設で広く実施されています。
転倒は骨折・頭部外傷・活動低下などを引き起こし、高齢者の場合は生命予後にも影響します。アセスメントでは複数の危険因子を評価します。主な因子として過去の転倒歴・歩行・バランスの不安定さ・認知機能の低下・排泄回数(夜間頻尿)・薬剤(睡眠薬・降圧薬・利尿薬など)・視力障害・起立性低血圧などが挙げられます。
代表的な評価スケールにはモース転倒スケール(MFS)(転倒歴・静脈ライン有無・歩行補助具・精神状態などを点数化)、Henderson転倒リスクアセスメントツール、日本で広く使われている改訂版転倒リスクアセスメントシートなどがあります。スコアに応じてベッド柵の設置・床マットの敷設・ナースコールの位置確認・歩行訓練・薬剤見直しなどの介入が計画されます。
アセスメントは入院時だけでなく、状態変化のたびに再評価することが重要です。
使い方・例文
入院患者を対象にモース転倒スケールでアセスメントを実施し、高リスクと判定された患者には離床センサーを設置して夜間の転倒を防ぎます。
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