軌間可変台車とは?
きかんかへんだいしゃ
軌間可変台車とは、異なる軌間の線路を走行できるよう、車軸の幅を自動的に変えることができる特殊な台車のことです。
軌間可変台車(きかんかへんだいしゃ)とは、鉄道車両の台車において、左右の車輪の間隔(軌間)を走行中または停車時に変えることができる機構を備えたものです。スペイン語圏では「タルゴ方式」、日本では「フリーゲージトレイン(FGT)」とも呼ばれます。
異なる軌間の路線が接続している場合、従来は旅客が乗り換えるか、台車ごと交換する必要がありました。軌間可変台車はこの問題を解決し、旅客が乗り換えなくても異なる軌間の路線を直通運転できるようにする技術です。
仕組みの概略は以下のとおりです。
- 軌間変換装置(地上設備)の上を低速で通過する
- 車軸に設けられたロック機構が解除され、車輪が横方向に移動する
- 目的の軌間に達したところで再びロックがかかる
- この一連の動作は数十秒程度で完了する
スペイン・ポルトガルでは商業運転が実績を持つ一方、日本では新幹線と在来線の直通を目指したフリーゲージトレインの開発が長年続けられましたが、耐久性の課題などから現時点では営業投入に至っていません。技術的難易度が高い反面、実現すれば乗換なし直通運転という大きな利便性向上が期待されています。
使い方・例文
「フリーゲージトレインが実用化されれば、新幹線から在来線へそのまま乗り入れられ、乗り換えなしで目的地に到達できるようになる」という文脈で使われる技術用語です。
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