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超音速旅客機とは?

ちょうおんそくりょかくき

超音速旅客機とは、音速(マッハ1)を超える速度で飛行し、長距離を短時間で結ぶことを目的とした民間旅客機のことです。

超音速旅客機とは、飛行速度がマッハ1(音速、約時速1,225km)を超える旅客用航空機を指します。通常の亜音速ジェット機が巡航速度マッハ0.8〜0.85程度であるのに対し、超音速旅客機はマッハ2前後あるいはそれ以上の速度で巡航し、大幅な飛行時間の短縮を実現します。

歴史上の代表例として、英仏共同開発のコンコルドが挙げられます。コンコルドはマッハ2.02の巡航速度を誇り、ロンドン〜ニューヨーク間を約3時間30分で結びました(通常の亜音速機では約7〜8時間)。1976年から2003年まで商業運航され、主に大西洋路線で富裕層に利用されました。同時期にソビエト連邦もツポレフTu-144を開発・運航しました。

しかし超音速旅客機にはいくつかの課題があります。

  • ソニックブーム:超音速飛行中に発生する衝撃波による爆音が地上に届くため、多くの国で陸上での超音速飛行が制限されました
  • 燃費の悪さ:高速飛行には膨大な燃料が必要で、運航コストが高騰します
  • 騒音規制:空港周辺での騒音問題
  • 航続距離の制約:燃料消費が大きく長距離路線への対応が難しい

コンコルド退役後も超音速旅客機への関心は続いており、近年はBoeing、Aerion、Boom Supersonicなどが次世代超音速機の開発を進めています。ソニックブームを低減する技術(クワイエットソニックブーム技術)の進展が商業化の鍵とされています。

使い方・例文

コンコルドはパリやロンドンからニューヨークまで約3時間半で飛ぶことができ、通常の旅客機の半分以下の時間で大西洋を横断しました。

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