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資本的支出とは?

しほんてきししゅつ

資本的支出とは、将来にわたって収益をもたらす設備や資産の取得・改良に使われる支出で、費用として一括処理せず固定資産として計上される支出のことです。

資本的支出(しほんてきししゅつ、Capital Expenditure/CapEx)とは、企業や組織が固定資産設備・建物・機械・ソフトウェアなど)の取得、建設、または既存資産価値を高める改良・修繕に投じる支出のことです。会計上、資本的支出は発生した期の費用として一括計上するのではなく、資産として計上し、減価償却を通じて複数年にわたって費用化します。

資本的支出と対をなす概念として収益的支出(Revenue Expenditure)があります。収益的支出とは、現状維持のための修繕費や消耗品費のように、その期の収益に対応する経常的な費用として即時計上するものです。両者の区別は税務・財務会計の両面で重要です。

資本的支出に該当する代表的な例は以下の通りです。

  • 生産ラインの新設・増設のための機械設備購入
  • 社屋・工場の建設や大規模改修
  • 業務効率化のための基幹システム(ERP等)の導入
  • 車両・工具など事業用資産の購入

企業の経営分析においては、設備投資の規模を示す指標として資本的支出額が重視されます。過度な資本的支出は財務的負担につながる一方、適切な投資は将来の収益拡大や競争力強化に欠かせません。キャッシュフロー計算書では「投資活動によるキャッシュフロー」の項目に計上されます。

使い方・例文

ビジネスや会計の場面で「この修繕は建物の価値を高めるため資本的支出に該当し、固定資産として計上します」のように使われます。また「今期の資本的支出が増加しているのは、新工場建設のためです」と決算説明でも用います。

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