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豊後国とは?

ぶんごのくに

豊後国とは、現在大分県にあたる旧国名で、豊富な温泉と戦国時代の大友宗麟の活躍で知られる地域です。

豊後国(ぶんごのくに)は、現在大分県にほぼ相当する旧国名で、山陽道・南海道に接する西海道の国のひとつです。九州東部に位置し、大分川・大野川などの河川と、日本有数の温泉地帯を有しています。

豊後国の歴史において特筆すべきは、戦国時代の大友氏の支配です。大友宗麟(1530〜1587)は九州北部・東部に勢力を拡大し、キリスト教(カトリック)に帰依してフランシスコ・ザビエルをはじめとするイエズス会宣教師を保護しました。豊後の府内(現在の大分市)は当時「東洋のローマ」とも呼ばれ、日本における初期キリスト教文化の中心地となりました。

豊後国の主な特徴は以下のとおりです。

  • 温泉文化:別府・湯布院などは現在も日本屈指の温泉地
  • 農業・林業:豊後水道に面した漁業も盛ん
  • 豊後牛:現在の大分県を代表するブランド和牛
  • 臼杵磨崖仏:国宝に指定された石仏群が残る

江戸時代には複数の藩(岡藩・臼杵藩・日出藩など)に分割され、明治の廃藩置県で大分県として統合されました。現在も豊かな自然と温泉・文化遺産が多数残されています。

使い方・例文

戦国時代の歴史書や小説で「豊後の大友宗麟」と記されている場合、豊後国(現・大分県)を本拠とした戦国大名を指します。大分の温泉地・別府も豊後国の地に位置します。

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