裏焼けとは?
うらやけ
裏焼けとは、印刷物や写真において、インクや感光剤が裏面まで浸透・反応してしまう現象、または左右を鏡像反転させた刷り方のことです。
裏焼け(うらやけ)とは、印刷・写真・製版の分野で使われる用語で、主に2つの意味を持ちます。
1つ目は、印刷物においてインクが紙の裏面に染み出して裏側に模様や汚れが透けて見える現象です。これは薄い紙や吸収性の高い紙に大量のインクを乗せた場合、または乾燥が不十分な状態で重ね刷りした場合に起こります。「裏移り(うらうつり)」とほぼ同義で使われることもあります。
2つ目は、写真・製版の分野での「裏焼き(うらやき)」に近い意味で、フィルムやデータを左右反転(ミラー反転)させた状態で出力・焼き付けることを指します。印刷版を作る際にフィルムの乳剤面を版に密着させる向きによって、裏焼きが必要になる場合があります。
印刷現場での裏焼けの問題点には以下があります。
- 両面印刷時に表の文字が裏に透ける
- 仕上がりの品質低下・クレームの原因
- 薄紙・コート紙でのインク量設定ミスで発生しやすい
- 乾燥工程の管理が対策の鍵
対策としては、紙の坪量(厚さ)の見直し、インク量の調整、乾燥時間の確保、あるいはUVインクなど速乾性インクの使用が有効です。
使い方・例文
「薄い紙に印刷したら裏焼けが起きて、裏側に文字が透けて見えてしまった」という品質トラブルの場面で登場します。
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