表裏とは?
ひょうり
表裏とは、物の表面と裏面、または見せている面と隠している本音・本心という二面性を意味する言葉です。
表裏(おもてうら/ひょうり)は、大きく2つの意味で用いられます。第1の意味は物理的な「表と裏」、すなわちものの両面を指します。第2の意味は「言動と本音のくい違い」、つまり人が外に見せる顔と内に秘めた本心の違いを指します。
物理的な意味では、布・紙・コイン・衣類などで外側に出る面を「表」、内側や見えない面を「裏」と呼びます。例えば、コインの表裏はものの正面・背面を示す最も基本的な例です。
人の性格や行動に関する意味では、「表裏がある人」とは、対外的には親切・礼儀正しく振る舞いながら、内心では別の思惑を持っている人を指します。一方、「表裏がない人」は言動と本心が一致していて正直・誠実であることを意味します。
- 表裏一体:2つのものが表と裏のようにひとつに結びついていること。
- 表裏のない人物:裏表がなく、言動が一貫している誠実な人。
- 内外の表裏:外向きの顔(建前)と内向きの本音のギャップ。
日本語では「裏表(うらおもて)」という語順でも同義に用いられます。また、「表裏一体」「表裏をなす」といった慣用表現でも使われ、ことば・文学・哲学の文脈で人間の二面性を論じる際に登場します。
使い方・例文
「彼女は表裏がなく、思ったことを率直に伝えてくれるので、一緒にいて安心感があります。」人の性格を評する会話や文章でよく使われる表現です。
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