表書きとは?
おもてがき
表書きとは、のし袋や封筒の表面に書く贈り物の目的や贈り主の名前のことで、冠婚葬祭などの場でのマナーの基本です。
表書きとは、祝儀袋・不祝儀袋・封筒などの水引の上部に書く贈り物の趣旨・用途を示す文字のことです。また、水引の下部に書く贈り主の名前も広義の表書きに含まれます。日本の贈答文化における重要なマナーの一つで、相手に失礼のない表記を選ぶことが求められます。
表書きは場面によって使い分ける必要があります。主な例は以下の通りです。
- 結婚祝い:「寿」「御結婚御祝」
- 出産祝い:「御出産御祝」「御祝」
- お葬式・香典:「御霊前」(仏式)、「御仏前」(四十九日以降)、「御玉串料」(神式)
- お中元・お歳暮:「御中元」「御歳暮」
- 快気祝い:「快気祝」「御見舞御礼」
表書きを書く際の注意点として、弔事には薄墨(薄い墨で書くのが正式)、慶事には濃い墨(黒)を使うのが原則です。また「御祝」など慶事の表書きに「忌み言葉」(「切れる」「終わる」「壊れる」など不吉な意味の言葉)を用いるのはタブーとされます。
のし袋や封筒の種類(水引の本数・結び方・のしの有無)も場面によって異なり、表書きとセットで選ぶことが大切です。適切な表書きは相手への誠意と心遣いを伝える日本文化の象徴的な慣習です。
使い方・例文
結婚式のご祝儀袋には表書きとして「寿」と書き、水引の下に自分の名前を楷書でていねいに記す。
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