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蜻蛉構えとは?

とんぼがまえ

蜻蛉構えとは、刀を頭上高く振りかぶった状態を保つ剣術の構えの一つで、トンボが羽を広げた姿に似ることからその名がつきました。

蜻蛉構え(とんぼがまえ)は、剣術における構えの一種です。刀を頭上に高く振りかぶり、切っ先を後方・斜め後方へ向けた姿勢をとることが特徴で、その形がトンボ(蜻蛉)が翅を広げた形に似ていることから「蜻蛉の構え」と呼ばれます。

この構えは主に打ち下ろしへの移行を想定した攻撃的な姿勢で、大きな振りかぶりによって強力な斬撃を生み出すことを目的とします。一方で、頭部や上半身が一瞬無防備になるというリスクも伴うため、間合いや機を読む高度な技術が求められます。

蜻蛉構えは特定の流派に限らず、いくつかの剣術流派で見られます。

  • 示現流では独特の高い振りかぶりがあり、蜻蛉に例えられることがある
  • 天然理心流など各流派でも似た性質の上段構えが存在する
  • 剣道では「上段の構え」として現代でも試合に用いられる

また、蜻蛉構えは武道の型(かた)の中にも取り入れられており、攻撃の意志を示す積極的な構えとして位置づけられています。武術的な意義だけでなく、武士の精神性や美意識を体現する姿として、演武や舞台表現においても印象的な場面を作り出します。

使い方・例文

剣道の試合では上段(蜻蛉構えに近い構え)の選手が相手にプレッシャーをかけながら、強力な面打ちの機会を狙う場面が見られます。

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