葛藤とは?
かっとう
葛藤とは、相反する感情や欲求、考えが心の中で同時にぶつかり合い、選択に迷って苦しむ状態のことをいいます。
葛藤とは、二つ以上の相反する欲求や考え、感情が心の中で同時に存在し、どちらを選ぶべきか決められずに悩み苦しむ心理状態のことです。もともとはつる草の「葛」と「藤」が絡み合う様子を表す言葉で、そこから物事が複雑に絡み合ってもつれる意味として使われるようになりました。
心理学では葛藤はいくつかの種類に分類されます。二つとも望ましいものの一方しか選べない「接近-接近型」、二つとも避けたいが選ばざるを得ない「回避-回避型」、同じ対象に望む気持ちと避けたい気持ちの両方を抱く「接近-回避型」などがあり、状況によって心理的な負担の感じ方も異なります。
たとえば「やりたい仕事だが給料が低い」「転職したいが安定も手放したくない」といった状況は、日常生活の中でよく経験する葛藤の例といえます。
葛藤は苦しさを伴う一方で、それを乗り越える過程で自分の価値観が明確になったり、成長のきっかけになったりすることもあり、人が成熟していくうえで避けて通れない心の働きとされています。
使い方・例文
安定した仕事を続けるべきか、夢を追って挑戦するべきか、彼女は激しい葛藤を抱えていた。
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