腕によりをかけるとは?
うでによりをかける
「腕によりをかける」とは、持てる技術や腕前を存分に発揮して物事に取り組むことを意味する慣用句です。
「腕によりをかける」は、自分の技量・腕前を最大限に発揮して、全力で物事に取り組む様子を表す日本語の慣用句です。「腕に縒りをかける」とも書き、「縒り(より)」とは糸や縄をねじって強くすること、つまり力を込めてしっかり準備するという意味に由来します。
語源については、職人が仕事前に腕まくりをして気合いを入れる動作に由来するという説や、縒りをかけた縄のように力を集中させるイメージに由来するという説があります。いずれにしても、「これはと思う技を持ち、それをいかんなく発揮する」というニュアンスを含んでいます。
特に料理・工芸・芸能など、熟練した技術が求められる場面でよく使われます。たとえば「腕によりをかけた料理でもてなす」「腕によりをかけて仕上げた作品」のように用い、ただ頑張るだけでなく「自信と誇りを持って取り組む」という積極的な意味合いが強い表現です。
日常会話でもビジネス文書でも自然に使える慣用句であり、相手への敬意やもてなしの気持ちを示す場面でも好んで使われます。
使い方・例文
友人を招いた夕食会で「腕によりをかけて料理を作った」と言えば、単なる手料理以上に、自慢の腕前を披露しようとした気持ちが伝わる。転じて、大切なプレゼンの準備に全力を注ぐ場面でも使われる。
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