美濃部亮吉とは?
みのべりょうきち
美濃部亮吉は、革新系政治家・経済学者として東京都知事を3期務め、福祉政策の拡充に尽力した昭和期の代表的な地方自治リーダーです。
美濃部亮吉(みのべ りょうきち、1904〜1984年)は、日本の経済学者・政治家です。明治期の法学者・美濃部達吉を父に持ち、一橋大学(旧東京商科大学)で経済学を学んだ後、同大学教授として活躍しました。
1967年の東京都知事選挙に社会党・共産党の支援を受けて出馬し、革新都政を旗印に当選。その後1979年まで3期12年にわたって東京都政を担いました。「七つの約束」と呼ばれる公約を掲げ、老人医療費無料化・公害対策・保育所拡充など先進的な福祉・環境政策を次々と実施し、革新自治体のモデルとして全国に大きな影響を与えました。
主な業績としては以下が挙げられます。
- 老人医療費の無料化(全国に先駆けて実施)
- 公害防止条例の整備と排ガス規制の強化
- 保育所・学童保育の整備拡充
- 消費者行政の強化
一方、財政規律の面では批判も受けており、東京都の財政悪化を招いたとする見方もあります。知事退任後は参議院議員を1期務めました。戦後日本の地方自治史において、革新都政の象徴として今日も語り継がれる人物です。
使い方・例文
「美濃部亮吉が導入した老人医療費無料化は、後に全国の自治体に広まり、国の政策にも影響を与えた。」
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