管路更新とは?
かんろこうしん
管路更新とは老朽化した水道・下水道の管を新しい管に取り替える工事で、ライフラインの安全と機能維持を目的とします。
管路更新とは、水道・下水道・ガスなどのインフラで使用されるパイプライン(管路)が老朽化・劣化した際に、新しい管に取り替えたり内面を補修したりする工事・事業のことです。ライフラインの安定供給と安全確保に欠かせない維持管理業務です。
水道管は鋳鉄管・鋼管・塩化ビニル管など素材によって耐用年数が異なりますが、一般的に法定耐用年数は40年とされています。しかし日本の水道管は高度経済成長期に大量に敷設されたものが多く、老朽化による漏水・破裂が各地で相次いでいます。国土交通省の調査では、法定耐用年数を超えた管路が全国に多く残っていることが課題として指摘されています。
管路更新の主な工法には以下のものがあります。
- 開削工法:地面を掘り起こして管を交換する基本的な方法
- 推進工法・シールド工法:地面を掘らずに管を地中で推し進める非開削工法
- 更生工法(ライニング):既存管の内面に新たな素材を貼り付けて機能を回復させる
管路更新には多大な費用と期間がかかるため、優先順位の設定・計画的な更新・広域化による効率化が求められています。漏水率の低減・地震時の被害軽減・安定給水の確保という観点から、今後も国内インフラ整備の重要課題であり続けます。
使い方・例文
道路工事で水道管を掘り起こして新しい管に交換しているのが管路更新の現場です。また、内面に特殊な樹脂を吹き付けて古い管を使い続ける更生工法は、道路を掘り返さずに施工できるため交通への影響が少ない方法として普及しています。
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