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管渠とは?

かんきょ

管渠とは、下水・雨水汚水などを流すために地下に埋設されたパイプ状の水路の総称です。

管渠(かんきょ)とは、下水道雨水排水・農業用水などを地中で輸送するために設置される管状の水路のことです。開放されていない暗渠(あんきょ)の一種であり、閉断面を持つことが特徴です。「管渠」は主に下水道分野で用いられる用語で、汚水管渠・雨水管渠・合流管渠などに分類されます。

管渠の材料は多岐にわたります。

  • 鉄筋コンクリート管(ヒューム管):中・大口径の幹線管渠に多用
  • 塩化ビニル管・硬質ポリ塩化ビニル管:小口径の取付管・枝線管渠に多用
  • 陶管:耐酸性が高く古くから使用
  • ダクタイル鋳鉄管:圧力管渠や腐食環境で使用

断面形状は円形が基本ですが、大断面の幹線には馬蹄形・矩形・卵形なども用いられます。管渠は勾配によって自然流下させるのが基本原則で、下流ほど管径を大きくして流量に対応します。流速が速すぎると管内腐食が、遅すぎると土砂堆積が生じるため、適切な流速(一般に0.6〜3.0m/s程度)を確保する設計が重要です。

老朽化した管渠の更新は都市インフラ維持の大きな課題であり、開削によらない管更生工法(SPR工法・形成工法など)が普及しています。

使い方・例文

「下水道の管渠が老朽化したため、管更生工法で内面を更新した」のように使います。下水道設計や維持管理の文書、自治体の整備計画などでよく登場します。

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