端座位とは?
たんざい
端座位とは、ベッドや椅子の端に腰掛け、両足を床に下ろした姿勢のことで、リハビリや離床訓練の基本となる体位です。
端座位(たんざい)とは、ベッドや椅子の端に腰掛け、両足を床につけて座った姿勢を指す医療・介護用語です。仰臥位(仰向け)や側臥位(横向き)などの臥位と、立位・歩行などの活動的な姿勢の中間に位置します。
端座位は、長期臥床状態にある患者が離床する際の最初のステップとして重要な意味を持ちます。起き上がりから端座位→立位→歩行という段階的なプロセスを経ることで、身体への急激な負担を避けながら機能回復を目指します。
端座位の主な目的と効果は次のとおりです。
- 起立性低血圧(急に立ち上がったときの血圧低下)の予防
- 体幹筋力の維持・強化
- 誤嚥(食べ物が気管に入ること)の予防
- 消化機能や呼吸機能の改善
- 廃用症候群(寝たきりによる身体機能低下)の防止
介護・看護の現場では「端座位保持」の訓練が日常的に行われており、患者が自力で端座位を保てるかどうかが離床やリハビリ計画の重要な評価指標となります。介護福祉士や理学療法士が関わる場面でも頻出の基本概念です。
使い方・例文
「術後3日目に端座位の練習を行い、ふらつきがなければ翌日から立位訓練に移行する予定です。」入院中のリハビリや介護施設での離床訓練の場面で使われます。
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