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章法とは?

しょうほう

章法とは、書道において一枚の作品全体における文字の配置・余白・行の構成など、全体的な空間構成の計画・原則を指す用語です。

章法(しょうほう)は、書道作品の全体的な構成美を指す概念です。一文字一文字の技法(用筆・結構)とは区別され、複数の文字・行・余白が作品全体の中でどのように関係し合い、統一感と変化をもたらすかを論じるものです。

章法が扱う主な要素には以下が含まれます。

  • 行間字間:行と行の間隔、文字と文字の間隔のバランス。詰めすぎず広げすぎず、呼吸感のある空白が重要。
  • 大小・疎密の変化:文字の大きさを変えたり、密集した部分と余白の多い部分を対比させることで作品に動きを与える。
  • 行の流れと軸線:縦書きなら縦方向の視線の流れ、横書きなら横方向の整合性。行が微妙に揺れることで自然な生動感が生まれる。
  • 落款・印の位置:署名・印章の配置も章法の一部で、作品の締まりを左右する。

中国の書論では「結字」(一文字の構成)と並んで「章法」が書を評価する重要な観点とされ、王羲之の「蘭亭序」などの名品はその章法の妙においても後世の手本とされてきました。書道の指導では用筆・結構の習得後に章法の意識を養う段階が設けられることが多いです。

使い方・例文

半紙に五言絶句を縦書きで書く際、行間・字間のとり方や最後の落款位置を事前に考えることが章法を意識した創作であり、審査でも重視される観点です。

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最終更新:

同じ読みのことば

「しょうほう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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