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突然変異とは?

とつぜんへんい

突然変異とは、生物のDNAの塩基配列が変化する現象で、遺伝情報の変化によって形質が変わることがあり、進化の原動力の一つです。

突然変異(とつぜんへんい)とは、生物のゲノム(遺伝情報の全体)においてDNAの塩基配列が変化する現象です。英語では「mutation(ミューテーション)」とも呼ばれます。遺伝情報が変化することで、生物の形質(見た目や機能)に影響が出る場合があります。

突然変異は発生原因によって次のように分類できます。

  • 自然突然変異:DNA複製時のエラーや自然の化学反応で生じる。頻度は低いが常に起きている
  • 誘発突然変異:放射線・紫外線・化学物質(変異原)などの外的因子によって引き起こされる
  • 点突然変異:1つの塩基が置換・欠失・挿入される
  • 染色体異常:染色体の大きな構造変化や数の変化

突然変異は多くの場合、生物に中立的か有害な影響をもたらしますが、ごくまれに環境への適応に有利な変異が生じることがあります。こうした有利な変異が自然選択によって集団に広まることが進化の基盤となります。

一方、細胞のがん化は遺伝子の突然変異が積み重なった結果であり、医学的にも重要な現象です。遺伝子操作技術の発展により、現代では突然変異を意図的に導入して農作物の品種改良や医薬品開発に活用する技術も確立されています。

使い方・例文

メンデルがエンドウ豆で発見した「皮のしわ」や「種子の色」の違いも、遺伝子の突然変異が積み重なって生じた形質の違いです。また、放射線に長時間さらされると突然変異のリスクが高まるため、医療用X線の管理は厳重に行われています。

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