遺伝子とは?
いでんし
遺伝子とは、生物の体の特徴や性質を親から子へと伝える、遺伝の情報の単位でDNAの中に存在するものです。
遺伝子とは、生物の体の特徴や性質(形質)を決める情報が書き込まれた、遺伝の基本単位のことです。細胞の核の中にあるDNA(デオキシリボ核酸)という物質の中に、A・T・G・Cという4種類の塩基の並び方として記録されています。
DNAは細長いらせん状の構造をしており、その中で特定のたんぱく質を作るための情報がまとまっている部分が遺伝子と呼ばれます。遺伝子の情報をもとにたんぱく質が作られることで、目の色や髪質、体質といったさまざまな特徴が形作られていきます。人間の場合、およそ2万数千個の遺伝子を持つと考えられています。
遺伝子は親から子へと受け継がれる際にコピーされて伝わり、これによって親子や兄弟の間で似た特徴が見られるようになります。一方でコピーの過程でわずかな変化(突然変異)が起こることもあり、これが生物の多様性を生み出す要因のひとつにもなっています。
近年では遺伝子の働きを調べる研究が進み、病気の原因解明や新しい治療法の開発、農作物の品種改良など、医療や農業をはじめ幅広い分野で応用が進められています。
使い方・例文
この病気は特定の遺伝子の変化が原因で発症することが研究によって明らかになっている。
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