硬度計とは?
こうどけい
硬度計とは、金属やプラスチックなどの材料が外力に対してどれだけ変形しにくいかを数値で測定する計測器のことです。
硬度計は、材料の硬さ(硬度)を定量的に測定するための計測機器です。金属・プラスチック・ゴム・岩石など幅広い素材の品質管理や研究に使用されます。硬度とは、材料が圧子(押し込む工具)によって変形されたり傷つけられたりする際の抵抗力を示す指標です。
硬度計の種類は測定方式によって異なります。
- ロックウェル硬度計:圧子を一定荷重で押し込み、押し込み深さから硬度を算出。金属の品質検査で広く使われる
- ビッカース硬度計:ダイヤモンド製の四角錐圧子を押し込み、くぼみの面積から算出。薄板や表面処理層の測定に適する
- ブリネル硬度計:鋼球を押し込んでくぼみの直径を測る。大型鋳物や粗い表面の測定向け
- ショア硬度計:ゴムや軟質樹脂向け。圧子の押し込み量で測定
製造業では、熱処理や表面処理の品質確認に硬度計が欠かせません。例えば、焼き入れ処理後の金属部品が設計どおりの硬度になっているかを確認し、製品の耐久性や信頼性を保証します。近年はポータブル型のリバウンド式(リーブ硬度計)も普及し、大型設備の現場測定も容易になっています。
使い方・例文
自動車部品メーカーでは、ギアの歯面に焼き入れ処理を施した後、ロックウェル硬度計で硬度を確認し、設計値の範囲内に収まっているかを検査します。
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