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硫酸銅とは?

りゅうさんどう

銅と硫酸からなる無機化合物で、五水和物は鮮やかな青色結晶を持ち、農薬・めっき・試薬など幅広い分野で利用されます。

硫酸(Copper sulfate、化学式:CuSO₄)は、銅イオン(Cu²⁺)と硫酸イオン(SO₄²⁻)からなる金属硫酸塩です。工業・農業・実験室で最も広く使われる銅化合物のひとつです。

無水物は白色の粉末ですが、一般に「硫酸銅」として市販・利用されるのは硫酸銅五水和物(CuSO₄・5H₂O)で、鮮やかな青色の結晶として知られています。加熱すると結晶水を失って白色の無水物になり、再び水を加えると青色に戻るため、水分の有無を確認する試薬としても教科書に登場します。

主な用途は以下のとおりです。

  • 農業:ボルドー液(水酸化カルシウムと混合)として殺菌・防カビ剤に使用
  • 電気めっき:銅めっき浴の主成分
  • プリント基板製造:エッチング処理剤
  • 水処理:藻類・菌類の繁殖抑制(殺藻剤)
  • 化学試薬:フェーリング液の成分として糖類の検出に利用

硫酸銅は水溶液中で銅イオンを生じ、微生物のタンパク質変性や酵素阻害によって殺菌・殺藻効果を発揮します。一方で銅イオンは水生生物に対して毒性があるため、農業・水処理での使用量管理が重要です。人体には高用量で消化器障害を引き起こすため、取り扱いには注意が必要です。

使い方・例文

中学・高校の理科実験で、硫酸銅水溶液に鉄くぎを浸して銅が析出する「イオン化傾向」の実験や、フェーリング反応の試薬として登場します。

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