盤外戦術とは?
ばんがいせんじゅつ
盤外戦術とは、将棋や囲碁・チェスなどのゲームにおいて、盤面の指し手以外の方法で対戦相手の集中力や心理を乱そうとする行為の総称です。
盤外戦術(ばんがいせんじゅつ)とは、将棋・囲碁・チェスなどの盤上ゲームや競技において、ゲームの指し手・打ち手以外の手段で相手の判断力や集中力に影響を与えようとする行為を指します。
具体的な例としては次のようなものがあります。
- わざと考慮時間を引き延ばして相手を焦らせる
- 不意に話しかけたり咳払いや物音を立てて集中を乱す
- 表情や仕草で相手に誤った確信を与える(ポーカーフェイスの逆用など)
- 対局前に相手の体力・精神力を消耗させるよう働きかける
将棋の世界ではかつて「臭い飯」(対局相手の食事に故意に臭いのきついものを注文する)などが話題になったこともあり、競技の公正性を保つための規定が整備されてきました。チェスでは旧ソ連時代の世界選手権で心理戦・政治的圧力を含む盤外戦術が問題になったことが知られています。
現代の公式競技ではほとんどがルール違反や失格の対象となっており、フェアプレー精神に反するものとして広く認識されています。一方で、合法的な範囲での時間管理や表情のコントロールは心理戦として認められる場面もあります。
使い方・例文
チェスの対局中に相手が席を外す時間を計算して自分の思考時間に充てることは合法的な盤外戦術の一例ですが、故意に物音を立てて妨害するのはルール違反です。
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