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白鞘とは?

しらさや

白鞘とは、日本刀を保存・保管するために誂えた素木(しらき)製の鞘のことで、刀剣の長期保存に用いられます。

白鞘(しらさや)とは、日本刀を安全に保存・保管するために作られた、塗装や装飾を施さない素木(朴の木など)製の鞘です。「白」は白木(しらき)、つまり無垢の木材を指しており漆塗りの拵え(こしらえ)とは区別されます。

通常の「拵え」と呼ばれる打刀拵えや太刀拵えは、漆塗りや金具で装飾された実用・礼装用の外装ですが、白鞘はあくまで保存専用です。朴の木は軽量で吸湿性が高く、刀身のわずかな錆や余分な油を適度に吸収するため、長期保存に適した素材とされています。

白鞘は専門の鞘師(さやし)が一振りの刀に合わせて誂えます。刀身と鞘の隙間が均一に保たれるよう精密に削り出し、刀身を傷つけずに抜き差しできるよう仕上げます。鞘と柄(つか)の部分をあわせて一体として「白鞘」と呼ぶことが多いです。

博物館や美術館に収蔵される刀剣の多くは白鞘に収められており、刀剣保存の基本スタイルと言えます。鑑定や手入れの際にも白鞘の刀が扱いやすく、刀剣愛好家にとっては必須の知識です。

使い方・例文

博物館の展示室で「この刀は現在白鞘に収められ、拵えは別途展示されています」と解説される場面で登場します。また、刀剣購入時に「白鞘付き」と記載されている場合は長期保存用の外装が整っていることを示します。

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