産地直送とは?
さんちちょくそう
産地直送とは、生産者や産地から中間流通業者を介さずに消費者や小売店・飲食店へ直接商品を届ける流通方式のことです。
産地直送(さんちちょくそう)は、農産物・水産物・畜産物などを生産した農家・漁業者・産地の団体が、卸売市場や仲卸業者などの中間流通を省いて、消費者や小売店・飲食店に直接届ける流通の仕組みです。「産直(さんちょく)」とも略されます。
従来の流通では、産地→集荷業者→卸売市場→仲卸→小売店→消費者という多段階の経路をたどるため、日数がかかり鮮度が落ちやすく、各段階でマージンが加算されてコストが上がる面がありました。産地直送はこれを短絡させることで以下のメリットをもたらします。
- 新鮮さの維持:収穫・水揚げから消費者の手元に届くまでの時間が大幅に短縮される
- 価格の適正化:中間マージンが減ることで、生産者の収益向上と消費者への低価格提供が両立しやすい
- トレーサビリティの確保:生産者情報が明確で、食の安全・安心につながる
- 規格外品の販売機会:見た目が規格外でも品質に問題ない商品を市場に出せる
産地直送の主な販売チャネルには、産直ECサイト・ふるさと納税・道の駅・農産物直売所・産直宅配サービス・生協の産直提携などがあります。近年はインターネットの普及により、消費者が直接産地に注文できるプラットフォームが急増しています。
水産業では、漁港から直接消費者に鮮魚を届ける「漁師直送」も注目されており、産地の多様な魚種が手に入るとして支持を集めています。
使い方・例文
漁師がSNSやECサイトで水揚げしたばかりの魚を告知し、注文を受けてクール便で発送する「漁師の産地直送」は、都市の消費者に産地の新鮮な味を届ける取り組みとして広がっています。
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