班超とは?
はんちょう
班超とは、後漢の武将・外交官で、西域諸国を再び漢の支配下に収め、シルクロードの安定に貢献した人物です。
班超(はんちょう、32〜102年)は、中国・後漢時代の武将・外交官です。歴史家の班固を兄に持つ班家の出身であり、文武両道の人物として知られています。「筆を投じて戎(いくさ)に就く」という故事の主人公としても有名です。
班超が活躍した時代、前漢末から続く混乱によって西域諸国への漢の影響力は大きく低下し、匈奴が再び西域を支配下に置いていました。班超は少数の部隊を率いて西域に赴き、外交的手腕と果断な軍事行動を組み合わせながら諸国を次々と帰順させました。
その手法の特徴は以下のとおりです。
- 大軍を用いず、少数精鋭と巧みな外交で諸国の信頼を得た
- 匈奴の使節を排除し、各国との直接交渉ルートを確保した
- 現地の政治事情を見極め、各国の内部対立を利用した
約30年間にわたって西域に留まり、50か国以上を漢の勢力圏に引き戻しました。その功績から「西域都護(せいいきとご)」に任じられ、シルクロードの安全と東西交流の維持に大きく貢献しました。晩年に帰国を願い出て洛陽に戻り、まもなく亡くなりました。
使い方・例文
後漢の西域政策や東西交流の歴史を説明する際に、「班超の活躍によってシルクロードが再び活性化した」と述べられることがあります。
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