猫柳とは?
ねこやなぎ
猫柳とは、早春に銀白色の綿毛をまとった花穂をつける落葉低木で、川辺でよく見られます。
猫柳(ねこやなぎ、学名:Salix gracilistyla)は、ヤナギ科ヤナギ属に分類される落葉低木で、日本各地の川岸や湿地に自生しています。
最大の特徴は、春まだ浅い2〜3月ごろ、葉が展開する前に枝先につける花穂(かすい)です。銀白色の絹毛に包まれたこの花穂はふんわりとした手触りで、猫の尻尾に似ていることが名前の由来とされています。花穂は成熟するにつれて雄株では黄色の花粉を帯び、鮮やかな色調の変化を見せます。
猫柳は湿潤な環境を好み、河川の増水にも強い根を張る植物です。そのため護岸の緑化や水辺の景観づくりにも利用されます。また生け花やフラワーアレンジメントの素材としても人気が高く、早春の季節感を演出するアイテムとして花市場でも流通しています。
俳句では春の季語として用いられ、「猫柳」の言葉だけで早春の川辺の情景を喚起します。観察しやすく親しみやすい植物として、自然観察や植物教育の場でも重宝されています。
使い方・例文
「早春の川沿いを散歩していると、猫柳の銀色の花穂がふわりと揺れているのが目に入った。」
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