深礎杭とは?
しんそぐい
深礎杭とは、人力や機械で地中に大口径の縦坑を掘削し、その内部にコンクリートを打設して造る場所打ちコンクリート杭の一種です。
深礎杭(しんそぐい)は、地盤の深い位置にある支持層まで円形の縦坑(深礎)を掘り下げ、底部に鉄筋を組んでコンクリートを打設することで造られる場所打ちコンクリート杭です。直径は1〜8m程度と大口径になることが多く、橋梁の橋脚基礎や急峻な山岳地における構造物の基礎として多用されています。
施工は、土留め用のライナープレート(波形鋼板)を坑壁に設置しながら人力または機械で掘り進め、所定の支持層に達したらコンクリートを打設する手順で行われます。大型重機の搬入が困難な山間部でも施工できる点が大きな特長です。
深礎杭の主な特徴を挙げると、以下のとおりです。
- 大きな鉛直・水平荷重に対応できる
- 支持層を目視で直接確認できるため地盤評価の信頼性が高い
- 狭隘地・急斜面でも施工可能
- 施工中の安全管理(酸欠・崩落対策)が特に重要
山岳道路や新幹線・高速道路の橋梁基礎など、日本の山間部インフラを支える重要な基礎工法として位置付けられています。
使い方・例文
急峻な渓谷に架かる橋梁の橋脚基礎として深礎杭が採用され、大型機械が入れない現場でも堅固な岩盤まで縦坑を掘り下げて構造物を支えています。
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