場所打ちコンクリート杭とは?
ばしょうちこんくりーとぐい
建設現場の地中で直接穴を掘り、その場でコンクリートを打設して作る基礎杭のことです。
場所打ちコンクリート杭とは、建物の基礎工事において、建設現場の地盤に専用の機械で縦穴を掘削し、その穴の中に鉄筋かごを挿入したうえでコンクリートを流し込んで現場で一体成型する杭のことです。工場でコンクリートを成型してから現場に搬入する「既製杭」と区別されます。
主な工法の種類は以下のとおりです。
- アースドリル工法:ドリルで掘削した孔にコンクリートを打設する、都市部で広く使われる工法
- オールケーシング工法:ケーシングチューブを回転させながら地中に圧入し掘削する工法。地盤が軟弱な場所でも対応可能
- リバースサーキュレーション工法:大口径の杭に適した工法で、孔内の水圧で孔壁を保護しながら掘削する
場所打ちコンクリート杭の主なメリットは、大口径(直径数メートル規模)・大深度の杭が製作可能なこと、既製杭では対応できない規模の建物を支持できることです。超高層ビルや大型橋梁の基礎として採用されるほか、軟弱地盤における建物の不同沈下防止にも有効です。一方で、施工管理が複雑で品質確保に技術力が求められます。
使い方・例文
超高層マンションや大型ショッピングモールの建設工事で、地中深くまで掘削機が縦穴を掘っているのを見かけることがありますが、これが場所打ちコンクリート杭の施工現場です。
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