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水産資源評価とは?

すいさんしげんひょうか

水産資源評価とは、特定の魚種の資源量・増減傾向持続可能な漁獲量を科学的に推定する調査・分析のことです。

水産資源評価とは、特定の魚種や貝類などの資源量(現存量)、年齢構成、繁殖状況、漁獲圧などを統計的・生態学的手法で分析し、資源の現状と将来予測を明らかにする科学的プロセスです。持続可能な漁業管理の基盤となる情報を提供します。

評価の主な手法には以下があります。

  • コホート解析(VPA):過去の漁獲データと年齢別死亡率から資源量を逆算する手法
  • トロール調査・音響調査:調査船による直接的な資源量推定
  • 生産モデル:漁獲量と資源量の関係を単純化したモデルで推定する手法
  • 標識放流:一部の個体に標識をつけて放流し、再捕率から移動・成長・死亡を推定

評価結果は「最大持続生産量(MSY)」などの指標に結びつけられ、年間の漁獲可能量(TAC)の設定に活用されます。日本ではサンマ・サバ・スルメイカ・マイワシなどの重要魚種について定期的な資源評価が実施されています。

資源評価の精度は、漁獲データの正確な記録・報告に依存するため、漁業者との協力体制が不可欠です。気候変動による海水温上昇・海流変化が魚の分布に影響するため、評価モデルの高度化も急務となっています。

使い方・例文

毎年秋にサンマの資源評価結果が公表されると、漁業者・業界団体・行政が協議してその年の漁獲枠を決定し、乱獲防止と漁業者の経営安定を両立させます。

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