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楽箏とは?

がくそう

楽箏とは、雅楽に用いられる日本の箏(こと)の一形態で、13本の弦を持ち、独自の奏法と調律体系を備えた宮廷音楽の楽器です。

楽箏(がくそう)は、日本の宮廷音楽である雅楽(ががく)において使用される箏(こと)の形式です。中国大陸から伝来した楽器が日本で独自に発展し、奈良時代以降に宮廷の儀式や管弦楽に組み込まれました。

楽箏の構造的特徴は次のとおりです。

  • 桐(きり)の胴に13本の絃(つる)を張る
  • 可動式の柱(じ)を動かして音程を調整する
  • 右手の親指・人差し指・中指に「爪(つめ)」と呼ばれる義爪をはめて演奏する
  • 全長はおおよそ180〜190センチメートル

楽箏は、雅楽の編成において管弦(かんげん)と呼ばれるアンサンブルに含まれ、笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)などと合奏されます。箏の調弦体系は「六調子(ろくちょうし)」と呼ばれる独自の音階体系に基づいています。

一般に「箏」や「お琴」と呼ばれる生田流・山田流の「俗箏(ぞくそう)」とは歴史的に区別されますが、両者は共通の祖先を持ちます。楽箏は現在も宮内庁式部職楽部や各地の雅楽団体によって演奏・伝承されており、日本の無形文化遺産としての地位を保っています。

使い方・例文

宮廷の儀式や雅楽コンサートで、袍(ほう)を着た楽人が箏を横に置いて弦を弾く場面が楽箏の演奏にあたります。

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