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極渦とは?

きょくうず

極渦とは、北極や南極の上空を常時取り巻いている大規模な低気圧性の渦のことで、この渦の乱れが寒波原因になることで知られます。

極渦(きょくうず、Polar Vortex)とは、地球の北極・南極上空の成層圏から対流圏かけて常時存在している、大規模な低気圧性の大気の渦のことです。極を中心に反時計回り(北半球)に回転しており、極域の非常に冷たい空気を閉じ込める役割を果たしています。

通常、極渦は強く安定しており、極域の寒気を高緯度に閉じ込めています。しかし何らかの要因で極渦が弱まったり蛇行・分裂したりすると、閉じ込められていた極端な寒気が中緯度の地域(日本や北米、ヨーロッパなど)へ大量に流れ込んでくることがあります。これが「寒波」の主要なメカニズムの一つです。

極渦の乱れに影響を与える要因として近年注目されているのが、北極海の海氷の急速な減少です。海氷が失われると北極圏が暖まりやすくなり、極渦を維持するジェット気流が不安定になるとの研究があります。極渦の変動は以下のような影響をもたらします。

  • 日本や北米での記録的な寒波・大雪
  • 農作物や交通機関への甚大な被害
  • エネルギー需要の急増

極渦という言葉は2014年の北米大寒波の際に広く一般に知られるようになり、気候変動との関係でも活発に研究されています。

使い方・例文

「今週の大寒波は極渦の乱れが原因」というニュースを目にすることがあり、北極上空の大気の渦が弱まると日本にも強烈な寒波が訪れることを示しています。

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