楯状地とは?
じゅんじょうち
先カンブリア時代の古い岩盤が広く地表に露出した、地形的に安定した低平な大地のことです。
楯状地(たてじょうち、英語: Shield)とは、先カンブリア時代(約5億4000万年以上前)に形成された非常に古い結晶質岩盤が広範囲にわたって地表に露出している、平坦で安定した大地のことです。楯(盾)を伏せたような緩やかな地形をしていることからその名が付きました。
楯状地はプレート上の最も安定した部分にあたり、長期間にわたる侵食の結果、山岳は削り取られてなだらかな平原となっています。岩盤はおもに花崗岩・片麻岩・玄武岩などの変成岩・結晶質岩からなり、鉄鉱石や銅・金・ニッケルなど鉱物資源が豊富な地域が多いことでも知られています。
世界の主な楯状地には次のものがあります。
- カナダ楯状地:北米大陸中央部に広がり、世界最大規模
- バルト楯状地(フェノスカンジア):スカンジナビア半島からフィンランドにかけて
- アフリカ楯状地:アフリカ大陸の大部分を占める
- デカン楯状地:インド半島に広がる
楯状地は地震や火山活動がほとんどなく地形的に安定しているため、都市や農地の基盤としても重要です。また、氷河に削られた地形や多数の湖沼が分布することも特徴のひとつです。
使い方・例文
地理や地学の授業で大陸の地形構造を学ぶ際に登場し、カナダ楯状地やバルト楯状地が代表例としてよく挙げられます。
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