桃山文化とは?
ももやまぶんか
桃山文化とは、安土桃山時代(16世紀後半)に栄えた、豪壮・華麗さを特徴とする日本の文化です。
桃山文化とは、織田信長・豊臣秀吉が権力を握った安土桃山時代(16世紀後半〜17世紀初頭)に花開いた文化の総称です。武将たちの権勢と富を背景に、それまでの禅宗的な枯淡・幽玄とは対照的な、壮大で豪華絢爛な美意識が確立されました。
桃山文化の中心は建築と絵画です。城郭建築では、安土城や大坂城のような天守閣を持つ巨大な城が築かれ、その内部は金箔を用いた障壁画で飾られました。絵画では狩野永徳・長谷川等伯らが活躍し、金地に力強い筆致で松・虎・唐獅子などを描いた障壁画が代表作として知られます。
その他の文化的特徴は以下のとおりです。
- 茶の湯:千利休が「わび茶」を大成し、質素な中に深みを見出す美意識を確立した。
- 陶芸:朝鮮から伝わった技法をもとに唐津焼・萩焼などが生まれた。
- 南蛮文化:ポルトガル・スペインとの交流によりキリスト教や西洋の風俗が伝来した。
- 出雲阿国の歌舞伎踊り:後の歌舞伎につながる芸能が誕生した。
桃山文化は天下統一を果たした武将の自己表現の場であり、日本の美術・工芸・芸能に大きな影響を与えた時代です。江戸時代以降の文化の礎にもなりました。
使い方・例文
美術の授業で金屏風に虎を描いた障壁画を学ぶとき、桃山文化の豪華絢爛な美意識として紹介されます。
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