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禅宗とは?

ぜんしゅう

禅宗とは、坐禅による直接的な体験を通して悟りを目指す仏教の一宗派で、中国で発展し日本には鎌倉時代に伝わった修行中心の宗派です。

禅宗(ぜんしゅう)は、大乗仏教の一派で、経典の文字による学習よりも坐禅(ざぜん)の実践を通じた直接的な体験・内省によって悟り(仏心)を開くことを根本とする宗派です。サンスクリット語の「ディヤーナ(dhyāna:瞑想)」が中国語で「禅那」「禅」と音写されたことに由来します。

禅宗は6世紀頃にインドから中国に渡った菩提達磨(ボーディダルマ)を初祖とし、中国で独自の発展を遂げました。「不立文字(ふりゅうもんじ)」「教外別伝(きょうげべつでん)」「直指人心(じきしにんしん)」「見性成仏(けんしょうじょうぶつ)」という四つの標語が宗旨を端的に表しています。

日本への伝来は主に鎌倉時代で、代表的な宗派は次のとおりです。

  • 臨済宗:栄西が伝え、公案(こうあん:禅問答)を用いた禅を重視。五山文化を形成
  • 曹洞宗:道元が伝え、「只管打坐(しかんたざ)」として坐禅そのものを修行と見る
  • 黄檗宗:江戸時代に隠元隆琦が伝えた明代の禅風

禅の影響は宗教にとどまらず、茶道・水墨画・武道・庭園など日本文化の広範な領域に深く浸透しています。現代では「Zen」として世界的にも知られ、マインドフルネス実践の源流のひとつとして注目されています。

使い方・例文

座禅会や禅寺での修行体験、茶道や武道の「心を整える」という精神的な側面など、日本文化のさまざまな場面で禅宗の影響を見ることができます。

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