松本幸四郎 (十代目)とは?
まつもとこうしろうじゅうだいめ
十代目松本幸四郎は、歌舞伎俳優として活躍する一方、ミュージカルへの挑戦でも知られた昭和・平成を代表する歌舞伎界の名優です。
十代目松本幸四郎(1942〜2020年)は、戦後日本を代表する歌舞伎俳優のひとりです。本名は藤間照夫。昭和を代表する名優・八代目松本幸四郎(後の初代松本白鸚)の次男として生まれ、幼少期から歌舞伎の世界で育ちました。
歌舞伎の古典演目では弁慶や石川五右衛門など豪快な役が当たり役として知られ、存在感のある演技で観客を魅了しました。一方で、日本の歌舞伎俳優として先駆的にミュージカルに挑戦したことでも注目されます。特に「ラ・マンチャの男」には長年主演し、日本初演から1000回以上という驚異的な回数を演じ続けたことで広く知られています。
テレビドラマや映画への出演も多く、大衆的な人気も獲得しました。息子には二代目松本白鸚(現・十一代目幸四郎)と中村吉右衛門(二代目)がおり、一族全体が歌舞伎界を支える名門を形成しています。
2018年には長男に「松本幸四郎」の名跡を譲り、自身は「二代目松本白鸚」を襲名しました。歌舞伎とミュージカルをまたいで活躍した業績は演劇史に刻まれています。
使い方・例文
「十代目松本幸四郎は『ラ・マンチャの男』を1000回以上演じた」というように、歌舞伎や日本のミュージカル史に関する話題で登場します。
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