松下幸之助の後継者(山下俊彦)とは?
やましたとしひこ
山下俊彦とは、パナソニック(旧・松下電器産業)の社長を務めた経営者で、「山下跳び」と呼ばれる大胆な人事抜擢で経営改革を断行した人物です。
山下俊彦(やました としひこ、1919年〜2012年)は、松下電器産業(現・パナソニック)の第3代社長を務めた経営者です。創業者・松下幸之助の後を継いだ松下正治社長に続いて1977年に社長に就任し、1986年まで在任しました。
山下が社長に就任した際、最も注目されたのは「山下跳び」と呼ばれた人事改革です。従来の年功序列の慣行を大きく破り、50代の幹部を大幅に飛び越えて40代の若手を事業部長に抜擢するという大胆な人事を断行しました。これは当時の日本企業としては極めて異例の人事であり、組織の若返りと活性化を促しました。
山下俊彦の主な業績と特徴は以下のとおりです。
- 「山下跳び」による大幅な人事刷新と組織活性化
- VHS方式のビデオデッキなど家電製品の国際的な普及推進
- 松下電器の海外事業拡大と国際競争力の強化
- 創業者・松下幸之助とは異なるタイプの組織経営者として手腕を発揮
山下が社長を務めた時代は、日本の家電産業が世界市場でトップシェアを誇った黄金期と重なります。彼の人事改革と積極的な事業展開は、松下電器をさらなる成長へと導きました。「山下跳び」という言葉は今日でも、大胆な人事抜擢を表す言葉として経営・人事の分野で引用されることがあります。
使い方・例文
「山下俊彦が断行した『山下跳び』は、年功序列が主流だった日本企業の人事慣行に一石を投じた出来事として、経営史の文脈でよく語られる」という形で登場します。
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