条件反射とは?
じょうけんはんしゃ
条件反射とは、もともと無関係な刺激でも繰り返し経験することで特定の反応が自動的に引き起こされるようになる現象のことです。
条件反射(じょうけんはんしゃ)とは、本来は特定の反応と結びついていなかった刺激が、繰り返しの経験を通じて、ある反応を自動的に引き出すようになる現象です。ロシアの生理学者イワン・パブロフが犬を使った実験で発見・体系化したことから、「パブロフの条件反射」としても広く知られています。
パブロフの実験では、犬に食べ物を与えるたびにベルを鳴らし続けると、やがてベルの音だけで唾液が分泌されるようになることが示されました。これは、もともと唾液分泌と無関係だったベルの音が、食べ物(無条件刺激)と繰り返し対提示されることで「条件刺激」となり、唾液分泌という「条件反応」を引き起こすようになる現象です。
条件反射は人間の日常生活においても多くの場面で観察されます。
- 好きな料理の匂いを嗅ぐだけで唾液が出る
- 特定の音楽を聞くと、それを聞いていた頃の感情がよみがえる
- ニュースのチャイムが鳴ると自然に画面を見てしまう
- 白衣の医師を見ると緊張して血圧が上がる(白衣高血圧)
条件反射は学習の基礎的なメカニズムとして捉えられており、恐怖症の治療(暴露療法)や習慣形成の理論にも応用されています。
使い方・例文
梅干しの写真を見ただけで口の中に唾液が出てくるのは、過去の経験によって形成された条件反射の典型例です。
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