生理学とは?
せいりがく
生理学とは、生物の体内で起きる機能・仕組みを科学的に研究する学問で、心臓の拍動・神経の伝達・消化・呼吸など生命現象の原理を解明することを目的とします。
生理学(英語:physiology)とは、生物の体を構成する細胞・組織・臓器・器官系がどのように働き、生命活動を維持しているかを研究する生物科学の一分野です。古代ギリシャに起源を持ち、17世紀にウィリアム・ハーヴェイが血液循環論を発表して以降、近代科学として発展しました。
生理学の主な研究領域は以下の通りです。
- 循環生理学:心臓・血管の機能、血圧・血流の調節機構
- 神経生理学:神経細胞の興奮・伝達、脳の情報処理
- 消化生理学:胃腸の運動・消化液の分泌・栄養素の吸収
- 呼吸生理学:肺でのガス交換、換気の調節
- 内分泌生理学:ホルモンの分泌と標的器官への作用
生理学は解剖学・生化学・薬理学・病理学と深く連携しており、医学・歯学・薬学・看護学・栄養学などあらゆる医療系学問の基礎をなします。「体の仕組みを正常状態で理解する」ことが出発点であり、その理解があって初めて病気(異常)を正確に診断・治療できるようになります。
近年は分子生物学・バイオエンジニアリングとの融合が進み、遺伝子レベルでの生理機能解明や人工臓器開発にも貢献しています。
使い方・例文
医学部や看護学校の授業で「食事をすると胃が動いて消化液を分泌する仕組み」を学ぶのは、消化生理学の基礎知識にあたります。
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